部分入れ歯について
歯を失った時には様々な方法で補うことができます。
そのひとつとして「部分入れ歯」があります。「部分床義歯」や「局部床義歯」などともいわれます。
文字どおり、部分的に歯がない部分を補うもので
・1本でも歯が残っているところに入れ歯
・1本でも歯がなくなっているところに入れ歯
どちらも「部分入れ歯」と呼ばれます。よって様々なパターン、形態がある入れ歯です。
部分入れ歯の構造
様々な材質のものを組み合わせて製作してます。
①歯の部分 :人工歯(じんこうし)
主にプラスチック製の歯の形態をしたもの。硬さや色など様々なものが存在します。
②歯茎の部分 :床・義歯床(しょう)
入れ歯のピンク色の部分、歯茎の色に合わせている。 材質は主にレジン(プラスチック)
③針金・バネ :クラスプ・鉤(こう)
部分入れ歯を口の中に止めるために歯にひっかける金具。鋳造して製作する「キャストクラスプ」と針金を曲げて作る「ワイヤークラスプ」の2種類があります。
④バー・プレート :連結子(れんけつし)
床と床をつなぐ役割、金属やレジンで作られる。
種類は無数
歯のなくなっている本数・歯の残っている本数
残っている歯の場所
歯がなくなった部分の顎の骨の状態
残っている歯の形
かみ合わせの歯の状態や種類
保険なのか自費なのか
クラスプを使うのか使わないのか
・・・・・いろんな条件下で組み合わせを考えて製作する必要があります。
部分入れ歯は多種多様です。患者さんのお口の状態に合った設計や選択が必要になります。もちろん費用をかけてより安定した快適な入れ歯を選択することで、噛めるようになります。
悩みは歯科医院で相談してみましょう。いろんな提案ができると思います。
もちろん入れ歯だけが選択肢でない場合もあります。
快適な食生活と口の中の環境づくりに歯科医師とともに取り組んでみませんか?
Jokan スクールに行ってきました。
今週末はいいじま歯科クリニックの3人の衛生士が学びに行っているJokan スクールを見学しに行ってきました。
場所はクレヨンしんちゃんで有名な埼玉県の春日部市
会場はわたなべ歯科さんの診療室。
Jokan スクールの見学が目的でしたが、わたなべ歯科さんもぜひに拝見したいと思って足を運びました。
院長の渡辺勝先生は、実はいいじま歯科の診療システムとして私が勝手に見本としてきた東京都小平市の河野歯科医院さんに勤務されたのち、今の医院を立ち上げられたのです。
その後も独自にどんどん新しい治療を取り入れられている素晴らしい先生です
。
たまたま私の大学の後輩でもありまして、今回、押しかけてきました。
先生の想いのこもったそして素晴らしい設備とスタッフさんが揃っている素敵な歯科医院です。
忙しいところをいろいろお聞きしながら、たくさんの情報を教えていただきました。
渡辺先生本当にありがとうございました。
医院前でパチリ
さて、いよいよJokan スクールも本格的にスタートしました。
このスクールは歯科衛生士の技術と知識のスキルアップが大きな目的ですが
そこに医療人として社会人としての在り方の教育も大切にしています。
今回は、2日間のコースでしたが、そのうちの半日見学させていただきました。
上間先生の厳しくも愛のこもった指導は、なるほど多くの方を引き寄せる魅力あふれるものです。
基礎・基本を大切にされていて、聞いている私も自分自身と医院を見直すとても良い機会になりました。
「厳し・優しく指導します」と以前お会いした時には
おっしゃっていましたが、まさにそのままの実践でした。
これは、間違いなく鍛えられすね。
新しい刺激を受けながら、
いいじま歯科の衛生士たちはとても楽しそうだったのが印象的です。
1年間、月に1から2回。こちら「しんちゃんのふるさと」に通いながら
彼女たちはきっと大きく成長していくと思います。
頑張ってくださいね!
ブリッジとは?
歯を失った時の治療方法に「ブリッジ」という治療方法があります。
今回は、ブリッジについてお伝えします。
<ブリッジってどんなもの?>
両隣の歯を支えにしてかぶせ物をつけ、失った歯を補う治療法です。
橋渡しするように人工の歯をいれて、歯がないところを回復します。
<ブリッジの利点>
• 入れ歯に比べ、違和感が少ない。
• ものを噛み砕く能力がそこそこ高い。(天然歯の約60%)
• 保険適用の場合のものもある。
• 自費診療であれば汚れが溜まりにくく、見た目が綺麗なものも選択できる。
<ブリッジの欠点>
• 健康な歯を削ってしまうので、歯の寿命が短くなる。
• 土台となる歯が弱い場合は、ブリッジが出来ないことがある。
• 土台となっている歯に負担がかかる。
• 前歯保険のブリッジの場合、表面がプラスチックのため変色してしまう。
歯を失った時に歯を補う方法の一つとして、ブリッジについてお伝えしました。ブリッジにもいろいろな種類もありますし、ブリッジ以外の選択肢もあります。いいじま歯科クリニックでは、患者さん一人一人にあった治療法を提案し、ご相談して患者さんと一緒に治療方針を決めていきます。なにか気になった方は、近くのスタッフに声をかけてみてください。
衛生士さんと大阪に行ってきました。
ほぼ一年ぶりの大阪。
今回は、いいじま歯科の衛生士3人とJOKANスクールの入校式でした。
前日の夜に大阪入り。大阪と言えば粉もの。ホテル近くの鉄板焼き屋に直行。さすが本場、どのメニューも美味しいし、種類も豊富。たくさん食べて、飲んで、話して。楽しい前夜祭でした。
お二人の意味深なポーズ。何の意味?愉快な理由があります。本人たちに聞いてください。
さて、JOKANスクール。
衛生士の卒後研修ですね。
歯科衛生士の技術というのは、とても奥が深く、
実際技術力が優れている衛生士は世の中にそう多くはいません。
1年間、15回の実習と講義を経て、その技術の研鑽をしていきます。
そしてJOKANスクールの特徴は、技術の習得だけでなく、
衛生士・社会人としての人間力の向上にも力を入れていることです。
厳しい中にも「愛」を育むことを目指す素晴らしい研修会です。
校長は上間京子先生。
70歳を超えているのだそうけれど、
その衛生士教育と衛生士の地位向上にかける熱い気持ちは
素晴らしいものがあります。そのエネルギッシュな生き方に感嘆です。
一年間、3人の衛生士たちは東京や大阪に出向きながら学びを深めていきます。
彼女たちの成長がとても楽しみです。
勉強だけではありません。
はい
学びの後は、懇親会。
偶然、同じクラスになった親交の深い、たなか歯科クリニックの皆さんと二日目の「食い倒れ」を楽しみました。
頑張る
そして
楽しむ
いいじま歯科 スピリッツ!!