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鼻呼吸は良くて、口呼吸は悪い??

 

 

みなさんはいつもどこで呼吸していますか?

鼻で呼吸する方も、口で呼吸する方もいると思います。

また、そう聞かれてもわからない方も多くいらっしゃると思います。

口呼吸は良くないと聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

ではなぜ鼻呼吸は良くて、口呼吸は悪いのでしょうか?

今回は、口呼吸と鼻呼吸の違いと口呼吸のデメリットについてお話ししていきます。

口呼吸を行うと、

乾いた冷たい空気が肺に直接入ります。

 

鼻呼吸を行うと、

鼻毛や粘液が、空気中の細菌やウィルスを取り除くフィルターの役割をしてくれます。

また、温められ、加湿された空気が肺に入ります。

鼻呼吸は、天然のマスクとも言われています。

 

口呼吸を行うことで

 

①細菌やウィルスの侵入を防ぐことができず、風邪などをひきやすくなる

②口が乾燥し、虫歯や歯周病にかかりにやすくなる

③小児期において歯並びが悪くなる

(舌の力と口唇や頬の力のバランスで歯は並びますが、

口が開いている状態が続くことで歯並びが乱れてしまいます。)

④ほうれい線や口のたるみなど老化が促進される

(口唇を閉じる筋肉や舌を正しい位置にしまっておく筋肉などを使わないことで、

口の周りの筋肉が衰え、二重あごになる方もいます。)

睡眠時無呼吸症候群になるリスクが高くなる

 

などのデメリットがあります。

日常生活で

・無意識のうちに口が半開きになる

・口を閉じると、あごにしわやふくらみができる

・唇がよく乾く

・よく鼻が詰まる

・姿勢が悪い

このような方は要注意です。

 

コロナ渦でマスクが手放せない日々ですが、

マスクの中でもぜひ鼻呼吸を行いましょう。

ラバーダムについて

前回、お子さんの通院についてのお話をさせていただきました。

 

今回は、そんなお子さんの治療に行う、ラバーダム(ラバーダム防湿ともいいます)について説明していきます。

 

ラバーダムとはなんでしょうか?

簡単に説明すると、お子さんの歯にひっかけるゴムのカバーのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

上から見るとこんな状態です。

当院でも実用しているので、お子さんの治療の際に見たことがあるという親御さんもいらっしゃると思います。折り紙サイズのカバーがお子さんの歯にかけられているところを見て、驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですがこのラバーダムは、お子さんの治療を行う上でのメリットが多いのです。

⒈唾液や血液が歯につかない

唾液や血液が歯につくとプラスチックの詰め物がくっつきにくくなります。ラバーダムを使うと、唾液や血液が歯につくのを防いでくれます。

 

2.けがを防ぐ

お子さんは治療中にお顔をふいに動かすことがあります。また、大人より長く口を開け続けていることが苦手で、突然口を閉じてしまうこともあります。歯を削る機械をその時に使っていると、誤って頬や舌をけがしてしまい危険です。ラバーダムを使うとそれらがカバーされているため、けがを防ぐことができます。

 

3.水が入りにくい

歯の治療中にお口の中に水がたまってしまうことが多いですが、ラバーダムをすることでお口の中に入ってくる水の量を減らすことができます。

 

4.口の中に器具が落ちるのを防ぐ

ラバーダムをかけていると、万が一小さな器具や詰め物をお口に落としてしまってもお子さんが誤って飲み込んでしまう危険が少ないです。

 

などがあげられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

治療する歯から隣の歯までの範囲でシートに穴をあけ、治療対象の歯がより見やすくなることもメリットのひとつです。

 

ただ、すべての歯科医院でラバーダムを実施しているというわけではなく、確実な乾燥、事故への配慮をしたうえでラバーダムを使わずに治療を行っている歯科医院もあります。また、当院ではお子さんの治療にラバーダムを取り入れていますが、その時のお子さんの状態(ゴムアレルギー、鼻呼吸が難しい等)、状況によっては行わないこともあります。

気になる方は担当医、当院スタッフにお尋ねください。

当院で空間噴霧している次亜塩素酸水について

当院で空間噴霧している次亜塩素酸水について

患者さんから健康被害についてご心配の声がありましたので

ご説明致します

 

コロナ感染症 発生以来 、次亜塩素酸水についてはメディアを通じて様々な報道がなされています

 

その中で その危険性を大きく報道したものがありましたが

これは明らかに次亜塩素酸ナトリウムと混同したものであります

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは全く別物であります

現在ではそれは 修正 報道されております

 

次亜塩素酸ナトリウムは消毒剤に相当しまして、人体に有害なものであります

当然空中噴霧などは避けるべきものとされています

 

1方次亜塩素酸水は

殺菌効果がある反面、物質に触れると直ちに 水へと変化しますので

その安全性が 認められている ものです

歯科医療領域では 、安全性が高いので 直接口腔内うがいなどにも使われています

 

当医院で使用している次亜塩素酸水についてはこちらを参考にしてください

https://ziaco.eco-life.tokyo/knowledge.html

 

当然ある種の物質ですので、噴霧された ものを 大量に直接

気管に吸入することは 、敏感な方にとっては害があるのかもしれません

それは避けた方が良いのですが

待合室では患者さん方はマスクを着用していますので

そのような現象が起こることは考えにくいと思われます

 

ご心配な点は 確かにそうだとは思いますが

現在のコロナ感染症の感染対策として当院では継続して行きたいと思っております

ご理解のほどよろしくお願いいたします

 

コロナ禍もまだまだ続くようです

そのような中で通院なさるということで、なかなか心配な点もあるかと思いますが

我々も可能な限りの感染対策を行ないながら

安全な治療を目指して参りますので

今後ともどうぞよろしくお願いします

「歯医者がうまくできるかな?」~お子さんの通院について~

「子供の口の中を仕上げ磨きしていたら黒い点を見つけた。ひょっとしてむし歯かも!?」

当院でも初めてお子さんをお連れになった親御さんからそのようセリフをよく耳にします。

お子さんのむし歯の場合、やはり最初に発見するのは仕上げ磨きをする親御さんが多いのが事実です。

しかし、お子さんが小さい場合、大概のお母さんお父さんは以下のようなことを同時に思います。

「うちの子は歯医者さんで上手に治療できるかな・・・」

 

小さなお子さんの場合、歯科治療を上手に行うにあたっては「意思疎通(コミュニケーション)」が良好にとれるかが

重要な判断基準になります。

一般的に歯医者さんとお子さんの間に良好なコミュニケーションがとれ、

治療を行うことができる年齢は「3歳から」 と言われています。

子どもの情緒の発達において、3歳前後から言語機能、感情表現が発達し、また幼稚園、保育園への通園が始まることで社会性を獲得していく年齢でもあるからです。

お子さんが3歳以上の場合、個人差はあるものの、ほとんどの場合で数回のうちに、問題なく歯科治療を行うことができるくらいになれるため、安心してご連絡下さい。

またお子さんが3歳以下の場合でも、成長の程度を確認しながら今できる最大限のことを行います。

 

継続した治療の中でいつも診療台の傍らに座っていもらっていた親御さんに

「次回からは○○さん(お子さん)だけで入室をしてみましょう」 とお伝えすることがあります。

これを専門的な言葉で「母子分離」といいます。

お子さんは誰しも、日常生活をするにあたって心の結びつきが強い方に依存をします。

多くの場合、親御さんがそれに当たります。

歯医者という、非日常の空間に来た際、お子さんは恐れや不安から最初のうち、親御さんに強く依存します。

しかし歯医者さんとお子さんの「一対一の対等な関係」を築くにあたっては、

「でもお母さんが守ってくれる」「お父さんがいれば自分は何もしなくても大丈夫」という気持ちを環境から取り除いてあげた方が、早く慣れることができる場合が多いのです。

しかし、「○○ちゃんがうまくできているかな・・・」と待合室で不安になる親御さんの気持ちもごもっともです。

情況ごとに判断し、説明、ご理解を頂いたうえで行いますので、ご心配な点などありましたら遠慮せずおっしゃってください。

 

親子ともに笑顔で歯医者さんに通院し、健康なお口の中で幸せな生活を送りましょう!

インプラント周囲炎や合併症

インプラントはもともと口の中に合ったものではありません。

チタン製のインプラント体、セラミックや金属などを使用した被せ物が入っています。

むし歯にはなりませんが、インプラントを支えている骨や周囲の歯茎は歯と同様に歯周病に罹患することがあります。歯と違って外から入れたものですので、抵抗力がありません。

 

インプラントの周りに歯茎の炎症を起こしたり、支えている骨が減ってくる状態がみられると炎症が起こっていることになります。歯茎の身に炎症がある場合は「インプラント周囲粘膜炎」、骨に炎症が及んでいる場合は「インプラント周囲炎」と言います。

これらの状態は周囲の歯の状態や口の中の環境に大きく左右されます。

インプラントを入れたから噛めるようになったことは素晴らしいことですが、それを維持することがもっと大切です。このような状況にならないようにお手入れが非常に重要です。

放置するとインプラントを失うことになります。

 

インプラントは「作り物」

なので・・・壊れることがあります。

パーツを取り付けるためにスクリューを使用したり、セメントを使用するなど様々な材料が使われています。被せ物も様々な材料があり、欠けたり、擦り減ったり、取れることもあります。必要に応じて交換することもあります。

噛む力や歯ぎしりやくいしばり様々な力がかかってきます。人によって条件は大きく異なりますが、残念ながら壊れないという保証はありません。さまざまなトラブルが起こることもあります。

 

さまざまなトラブルが起こりうるものであることを知って治療を受けられてください。お口の中の状態によっても大きく変わります。ぜひお近くの歯科医院でご相談いただき、納得して理解してから治療を開始しましょう。

新歯界の投稿より

先日、歯科医師数の抑制の動向について触れましたが、

以前、新潟県歯科医師会の月刊誌にこの件に関して投稿したことがありました。

 

今日は、その内容を紹介いたします。

我々業界人向けに書いたものですので、一般の方が読むとどちらかというと歯科医師の利害に関して目が行くかもしれませんが、そういう意図ではなく、我々歯科医療にかかわる人員が意図的に削減されていることにより、国民皆さんの健康の保持が難しくなっていくことへの警鐘と取っていただければ嬉しいです。

 

この機会に以前から思っているいわゆる歯科医師需給問題に関して私見を述べたいと思います。

平成26年のデータで歯科医師数は103.972人、人口10万対歯科医師数は81.8人とされています。

歯科医院の経営状態悪化やワーキングプアなどの報道等を見なくても、我々歯科医院経営者は、現状の歯科医師数が過剰な状態であることは,痛い程日々感じています。

歯科医師不足が深刻化していた「むし歯の洪水の時代」昭和44年に10万人対歯科医師数50名という目標を閣議決定し、次々に歯科大学の新設が認可され当初の入学定員約1,100名から、一気に3,000名台となり、近年の状況に至っています。そのため、昭和61年厚生省「将来の歯科医師需給に関する検討委員会」の最終意見に基づき、昭和62年削減計画(大学歯学部・歯科大学入学定員の20%削減目標)が示され、更に厚生省は平成105月には更なる10%削減を求めました。また一方で、医道審議会歯科医師分科会下の「歯科医師国家試験制度改善検討部会」において現行の歯科医師国家試験の合格基準の引き上げが歯科医師数の抑制を目的として平成18年に確認されました。国、歯科医師会、歯学部大学の合意の下、入学者数と国家試験合格者数を減少させることにより歯科医師数の抑制がここ、10年間以上行われてきたわけです。その結果、近年の国試験合格者数は年間2,000名を切っています。なお、日本歯科医師会は平成26年の「歯科医師需給問題の経緯と今後の見解」において年間の新規参入歯科医師数は1,500名程度が上限と、さらに高い抑制を求めています。

私は、この傾向に2点疑問を呈しています。

①このままの歯科医師数抑制は行き過ぎではないか

②問題の本質は歯科医師数ではなく別にあるのではないか

10年後、20年後の未来の話です。

1点目、歯科医院診療所に在籍する現在の歯科医師の最大階層は50~60才であり、平均年齢は52才(平成261231日現在)。これらの層が今後10から20年で一気に引退、多くは廃業します。

また、20歳代の歯科医師の半数は女性になってきており、男性に比べて開業する割合がはるかに低く、卒後10年でその実動率は3~4割程度とも言われています。また、勤務医になる歯科医師もいるであろうから国試合格者2,000人のうち、実際に診療所を開設する人数は1,000人程度になってしまうのではないでしょうか。これでは昭和40年代に逆戻り。それで現在の高度な地域医療を維持することが本当にできるのでしょうか。しかもその傾向は都市部より新潟のような地方部に間違いなく先に表れてくると危惧しています。そろそろ、歯科医師数の抑制という数の呪縛から将来への展望へと舵を取り換えなければ、大切な国民の口腔健康を守ることができなくなってしまうのでは無いかと危惧しています。

むし歯の洪水対策が大きな目標であった時代に立てられた人口10万対歯科医師数50人という数値。その数字の根拠は良く分りませんが,人口の減少と虫歯の激減からだけ鑑みてみると確かに歯科医師数は少なくなってよいとの理屈になるのかもしれません。

私は問題点はそこにあるのだと思います。

大量のむし歯と戦い、その結果生み出された補綴処置が仕事の大半であった以前とは、我々歯科医師が向き合うべき歯科医療の問題・課題点は,大きく変ってきています。

むし歯を修復した後や歯周疾患の維持管理を目的とした予防的メンテナンスの重要性の増大。顎関節症やブラキシズムなどの異常習癖への対応、さらに口腔領域に関連した摂食や嚥下の問題。口呼吸に代表される呼吸の問題とその疾患への対応。食習慣や食生活歯指導だって歯科医師の仕事だと思います。その他、その悪影響を考えると不正咬合だって立派な疾患であると思います。私たちにはまだまだ多くのニーズがあり、しなければならないことがたくさん残っています。ですが、これらはほとんど、医療保険からの給付が無いかあるいはとても低い評価にとどまっています。つまり、収益が見込めないか自費診療という高いハードルを越えなければならないのです。往診や在宅診療だって多くの歯科医師が大切なこととわかってはいても、診療所から出かけていくというストレスと労力に見合わない対価にまだまだ二の足を踏んでいるのだと思います。地域保健活動だって立派な歯科医師の仕事です。

我々がしなければいけない仕事は沢山あります。その仕事量から考えて見たとき、歯科医師の数が多すぎるとは私は思っていません。すなわち二番目の問題点は「歯科医師の数が多いのではなく、歯科医師が食っていけないことにある。」

ただ、実際に食べていける(対価を得られる)仕事の種類がここ何十年も変化なく、虫歯の減少によってそのパイはどんどんどんどん小さくなっていくばかりです。ですので、もっと私たちが食べていくことができる仕事を増やしていくことが肝要だと思います。では、どうすればいいのか?歯科医師数の抑制ではなく、その点を真剣に考えて実行する時期に来ているものと考えます。

 

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