クラウンとは?
クラウンってなに?
虫歯の治療などで歯を削った後に被せる人工の歯のこと。
一般的には「差し歯」や「被せ物」といった呼ばれ方をしている。
クラウンにはいろいろある!
みなさん「クラウン」には様々な種類があることをご存知ですか?
金属で作られたものやレジン(プラスチック)で作られたもの、セラミックで作られたものなど様々な種類があり、保険と保険外で使える材料も変わります。
残念ながら保険では使える材料に制約があります。
また、残っている自分の歯の状態によってすべてを被せるものと、自分の歯の一部を残して被せるものなどの種類もあります。
たとえば
銀歯を目立たないように治したいなどのご希望をあるとしたら・・・
オールセラミッククラウンや陶材焼付冠(メタルボンド)といったクラウンがあります。
より長持ちさせたいというご希望があるとしたら・・・
ゴールドクラウンを入れると良いでしょう。
費用はかけられないけど、少しでも見た目を良くできればというご希望があるとしたら・・・
保険内でも白いプラスチックの被せ物を使える場合があります。
材料には様々な特性があります。お口の中の環境やかみ合わせの具合などによって適応になるものとならないものは患者さん個人で変わってきます。また歯科医院によって取り扱うクラウンの種類も異なります。気になるな~と思う方はかかりつけの歯医者さんで相談することをお勧めします。それぞれに利点と欠点が必ずあります、しっかりとお口の中の状況を確認してもらって納得のいく説明や提示を受けて治療に取りかかりましょう。
いいじま歯科クリニックでは診療室の入口に模型の展示、待合室にはリーフレットなどを準備しています。是非ご覧ください。
歯周外科手術
昨年末に受講してきた歯周外科手術のセミナー。
トータル6日間のとても内容の濃いものでしたが
それのまとめがようやくひと段落。
セミナーは受講しただけでは、まず自分のものにはなりません。
必ず自分で振り返ってまとめることが大切。
できれば、周りの人にそれをアウトプットすれば
さらに確実に自分のものになって行きます。
歯周外科手術とは
少し進行した歯槽膿漏を
手術で治すという手技です。
手術と言っても診療室でできるものでして、
そんなに大げさなことではないのですが、
それでもそこは、やはり口腔内の小さな部分の手技ですので、
それなりのノウハウがあります。
今回は、手技に関してまとめてみました。
これなら、いいじま歯科の他のドクターにも
よく、伝わると思います。
様々な知識を皆で共有する
医院のレベルを保つにはとても大切なことですね。
マイクロスコープ
インレー
<インレーとは?>
むし歯などの治療で削った部分を埋める詰め物のこと。
詰め物が歯質に取り囲まれた状態のもの。(内側性修復物)
金属やプラスチック、セラミックなどを使用して詰め物を製作する。
<種類・特徴>
当院で使用しているインレーの種類について説明します。
・メタルインレー
☆ 保険適応により安価
☆ 金銀パラジウム合金・銀合金を使用
☆ 歯よりも硬い
☆ 歯が欠けて小さな虫歯を再発しやすい
・ハイブリットセラミックインレー(保険外)
☆ 白く自分の歯に近い色で詰められるため、審美性が高い
☆ 金属アレルギーの心配がない
☆適度な硬さで歯に優しい
☆ 金属のインレーに比べると耐久性はやや劣る
・ゴールドインレー(保険外)
☆ 金合金製
☆適合性・耐久性に優れる
☆ 人間の歯のようにすり減ってくれるため、自分の歯を傷つけにくい
☆ フィット感が良いため、虫歯の再発を予防できる
詰め物の治療にも、綺麗に治すならハイブリットセラミックインレー、長持ちを期待するならゴールドインレー、費用を抑えたいならメタルインレーと選択肢があります。
気になった方はいつでも気軽にご相談ください。
復習中
やっと昨年末受講したセミナーの復習をしています。分かっていたつもりで結構忘れています…。
2月からは、また違うセミナーが始まりますので、今のうちに整理しておかないと記憶の外に行ってしまうと焦り始めてもいます。歯医者になって30有余年。いつになっても勉強は楽しいものです。私たちの学びは結果に直結しますからね。
歯科医院向けの講演
1月22日は東京新宿で歯科医院の院長先生やスタッフさん向けの講演会をしてきました。
学校や町内会などで歯の話をすることはままあるのですが、同業者の前で話す機会はなかなかないので,貴重な体験になりました。
話の内容は歯科医院の運営について。
今年で開業18年目を迎えている、いいじま歯科クリニックの特徴やスタッフと一緒に頑張っている取り組みなど、あますこと無く、伝えてきました。
わざわざ遠く北海道や富山、大阪からおいでになるだけあって、皆さん本当に熱心に聞いていただきました。
最近わかってきたことは,職場というのは,スタッフがイキイキ働いていなければ,活力が生まれないということです。職場は「人のつながり」でできていますので、言われてみれば簡単な事ですし、至極当然なことです。けれど、これを毎日の現場で実現するというのは,なかなか難しいです。本当に1日1日が試行錯誤の繰り返しです。
そんな中で経験してきたことを、あるいは悩んでいることなど色々お話してきました。
少しでも参加していただいた方にお役に立てたら嬉しいです。
近頃は歯科医師なりたいと思う人が極端に少なくなっているそうです。
歯科医師過剰だとか経営的に厳しいとか、そういう話が裏側にあるようです。
確かにそういう一面はあります。なかなか経営は厳しいです。
だからといって人の健康に直接関わることができる、歯科の重要性が変わったわけではありません。
是非とも若い優秀な人たちには歯科の分野へ進んでいただき,地域の医療に貢献してもらいたいと思います。
そのためにも今働いてる私たちが元気でいなければならないのだと思います。
これからも頑張って行きますので、よろしくお願いします。