2021年01月15日
鼻呼吸は良くて、口呼吸は悪い??
みなさんはいつもどこで呼吸していますか?
鼻で呼吸する方も、口で呼吸する方もいると思います。
また、そう聞かれてもわからない方も多くいらっしゃると思います。
口呼吸は良くないと聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ではなぜ鼻呼吸は良くて、口呼吸は悪いのでしょうか?
今回は、口呼吸と鼻呼吸の違いと口呼吸のデメリットについてお話ししていきます。
口呼吸を行うと、
乾いた冷たい空気が肺に直接入ります。
鼻呼吸を行うと、
鼻毛や粘液が、空気中の細菌やウィルスを取り除くフィルターの役割をしてくれます。
また、温められ、加湿された空気が肺に入ります。
鼻呼吸は、天然のマスクとも言われています。
口呼吸を行うことで
①細菌やウィルスの侵入を防ぐことができず、風邪などをひきやすくなる
②口が乾燥し、虫歯や歯周病にかかりにやすくなる
③小児期において歯並びが悪くなる
(舌の力と口唇や頬の力のバランスで歯は並びますが、
口が開いている状態が続くことで歯並びが乱れてしまいます。)
④ほうれい線や口のたるみなど老化が促進される
(口唇を閉じる筋肉や舌を正しい位置にしまっておく筋肉などを使わないことで、
口の周りの筋肉が衰え、二重あごになる方もいます。)
⑤睡眠時無呼吸症候群になるリスクが高くなる
などのデメリットがあります。
日常生活で
・無意識のうちに口が半開きになる
・口を閉じると、あごにしわやふくらみができる
・唇がよく乾く
・よく鼻が詰まる
・姿勢が悪い
このような方は要注意です。
コロナ渦でマスクが手放せない日々ですが、
マスクの中でもぜひ鼻呼吸を行いましょう。