呼吸はどこからしていますか?

呼吸はどこからしていますか?

 

皆さんは呼吸はどこから行っていますか?

鼻でしょうか?口でしょうか?

花粉が舞う時期になったので、鼻から呼吸はできていないという方が多いかもしれません。

ですが、皆さんのお口と全身の健康には圧倒的に鼻呼吸のほうが良いのです。

 

鼻呼吸のメリットの一部をご紹介しますと、

①副鼻腔にて殺菌作用をもつ一酸化窒素が作られ、体内に吸収→風邪やインフルエンザなどのウイルス・粒子が肺に到達するのを防ぐ(風邪予防)

②花粉症含めたアレルギーや咳の予防に役立つ(アレルギー症状予防・緩和)

③舌/唇の正しい位置を可能にし、顔の前方への成長を促進する ※お子さんのみ

④口腔内乾燥を防ぐことで、前歯部の着色、歯肉炎、う蝕の発生も防ぐ

がありますし、上記以外にも様々なメリットがあります。

 

口呼吸では上記の逆(デメリット)が発生しますので、おすすめできません。

 

でも鼻が詰まっているから鼻呼吸は難しいよ、という方もいるかと思いますが

そんな方にこちらのトレーニングを、簡単にですがご紹介します。

 

①鼻から呼吸30秒(どちらの鼻がつまっているか認識しながら)

②鼻から息を吸って、吐いたときに鼻をつまんで上半身をゆっくり左右に揺らす

③苦しくなる前に離して鼻からゆっくり呼吸

 

当院でお子さんを対象に行っているトレーニングのひとつです。うまくできると、何度か繰り返すうちに鼻詰まりが解消されていきます。

お試しにやってみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

バネの目立たない入れ歯「ノンメタルクラスプデンチャー」ご存じですか?

いいじま歯科クリニック副院長の高瀬です。

歯を失うと状況によって様々ですが、ブリッジや入れ歯、インプラントなどにより失われた機能を回復することとなります。もし失った状態のまま放置すると様々な不調和が生じ、さらに歯を失う、全身への影響にもつながります。放置せず治療を受けるようにしましょう。

 

様々な治療法の中に「バネの目立たない入れ歯」というものがあります。一般的には「ノンクラスプデンチャー」や「ノンメタルクラスプデンチャー」などと言われます。

一般的に入れ歯は残っている歯があればその部分にバネをかけることが多くなります。特に前歯にバネがあると目立ってしまします。見た目は非常に気になるものですので、それを解決することが可能なのがこの入れ歯です。

 

また入れ歯は安定性や材質の特性などから大きな形になったり、大きな金具がついたりすることがあります。「ノンメタルクラスプデンチャー」ではそれらを解決できることも多くあります。

 

なぜバネが目立たないものが作れるのか?

それは特殊な樹脂を使うことで、見た目に入れ歯が入っていないような状態を作ることができます。

 

「ノンメタルクラスプ」ということは金属を使用しないの?

入れ歯の種類によって異なりますが、全く金属のないものもあります。

また見えるところは樹脂で見えないところには金属を使用することで強度や耐久性を上げる構造になるものもあります。

 

お口の中の状態や残っている歯の状態(虫歯や歯周病など)、歯を失った本数や範囲、あごの骨の形などによっては適応とならないケースもございます。歯科医院でお尋ねください。また取り扱いのない歯科医院もあると思いますのでご注意ください。

 

この治療は健康保険適応ではありません。取り扱う入れ歯の種類により治療費が医院によって異なります。しっかりとした検査と診査、前処置を受けたうえで行ってくれる医院を選ぶことも大切です。入れ歯は選択したものによっては修理ができないものなどもありますのでしっかり説明を受けるようにしてください。

 

入れ歯を使用しているが見た目が気になる方

入れ歯の大きさが気になる方

ブリッジなどで歯を削ることに抵抗が大きい方

インプラントなど外科的な治療までは考えていない方

このような方におすすめの治療です。

あくまで「入れ歯」の治療になりますので、ご自分の歯と同じように噛めるというものではありませんが、歯がないところを補い、少しでも快適な状態でお過ごしいただくために大きな効果があると思います。

 

利点と欠点をしっかりと理解して、自分の口の中に合うものかどうかをしっかりと診てくれるところで治療を受けられてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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