インプラントとは天然の歯の代用となる、人工の歯のことを言います。何らかの理由で歯を失ってしまった部位に、チタンでできた人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着します。インプラントは、機能的にも見た目にも、自然で美しい口元を手に入れることができる最先端の治療法です。
⇒詳しいインプラントについての説明は担当医にお尋ねください。
インプラント治療に関して、患者様から良く頂くご質問をQ&A形式でご紹介します。
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インプラントとは天然の歯の代用となる、人工の歯のことを言います。何らかの理由で歯を失ってしまった部位に、チタンでできた人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着します。インプラントは、機能的にも見た目にも、自然で美しい口元を手に入れることができる最先端の治療法です。
⇒詳しいインプラントについての説明は担当医にお尋ねください。
現在通われている歯科医院でも、インプラントについて先生が訓練をきちんと受けており、学会やセミナーなどで十分最新知識を研究、インプラントオペに必要十分な設備を有している場合などであれば、どこでもインプラント治療というのは可能でしょう。
しかし、ことインプラントに関しては、歯科医は大学を卒業してから自分で治療技術を身につけます。ですので、医師個人の努力の違いで、技術に大きな差が出てしまうという現状があります。
加えて厄介なのは、患者さんにとって医師は絶対の存在です。かかりつけの医師が、インプラントに精通しているかどうかを判断するのは不可能に近いでしょう。
このような理由から、当院ではインプラント専門医と大学院プラントセンター所属医とタイアップして患者さんに安心安全にインプラント治療を受けていただける体制を整えています。
顎の骨に入れて良い金属というのは、チタンとチタン合金に限られます。
インプラントは、チタンからできており、身体に悪影響を及ぼすことはありません。またあ、チタンによるアレルギーは、当医院では1例も経験しておりません。皮膚科等でアレルギーが疑われる方は、パッチテストやリンパ球幼弱化試験等をお勧めします。
また、チタンが表面につくる酸化膜が化学反応性を失わせ、安定化するので、身体にとって悪いことはありません。
インプラントが、骨と結合する率は、学会のでの発表では94~96%と発表されています。骨と結合しない原因は、骨密度や、糖尿病、歯周病菌による感染、喫煙などが考えられます。
もし、結合しなかった場合は再手術を行います。再手術を行って結合しなかったことは一度もありません。万が一、結合しなかった場合は、手術費用は頂きません。
インプラントの成功率は非常に高いのでご安心下さい。
インプラントの歯科治療には健康保険は原則適用できません。
治療費には、診断のための費用、手術費用、冠の種類に応じた費用といった3種類の費用があります。
当医院では、費用や価格を明瞭化するために、上顎・下顎について、前歯・奥歯という形で、全部で4部位を定額としております。料金表をご確認下さい。
手術後の安静はある程度必要ですが、1次、2次手術とも入院は必要ありません。
サイナスリフトやオールオンフォーのような比較的大きな手術でも入院は必要ありません。全身的な病気のために入院が必要とされる場合には日本歯科大学インプラントセンターや新潟県立新発田病院口腔外科など当医院の連携病院に紹介して、そちらでインプラント手術をしてもらうこともありますが、そのようなことは稀です。
前歯の場合は、必ず仮歯を入れます。奥歯の場合は、状態によっても異なります。
奥歯は咬合力が強くかかります。そのため、インプラントが骨と結合するのを妨げる怖れがある場合は、仮歯は入れません。ただし、どうしても仮歯をご希望の場合はご相談下さい。
インプラント治療の期間は、通常3~6ケ月となります。
治療の期間の、3~6ケ月のご説明をしますと、診断のためのレントゲン撮影、手術の環境を整えるために、お口のクリーニング等を行なわせていただきます。その後、インプラント手術を行う流れになります。ここまで1週間程度です。
次に術後1週間に抜糸を行い、1ケ月後に歯肉の診査、その他処置をします。
その後、骨の状態がよければ次の1ケ月後、つまり術後2ケ月に型を採り、約2週間後セラミック冠や金属冠が入ります。ここまでで約3ケ月ということとなります。骨が柔らかい場合には術後3~4ケ月後に型を採ります。
骨が不足する場合、骨をつくる処置を行いますので術後4~11ケ月に冠を入れることとなります。
一般的に15歳未満の患者さんには行いません。ただ、当院では高齢の方にも治療を行っております。また、 ご高齢でご心配な方には、連携病院をご紹介しますので、安心です。
日本人の平均寿命は年々伸びていますので、何歳になっても遅いと言うことはありませんし、いくつになっても、美味しく食事を取りたいものですよね。ご心配な方はお気軽にご相談下さい。
歯が残っていなくてもインプラントは可能です。残りの歯数は一切関係ありません。
歯が1本も残ってない患者様には、上下に6~8本のインプラントを取り付けます。埋め込む本数を少なめにして、磁石の義歯を入れる場合もあります。その場合は、インプラントに磁石を取り付けて、磁石の力で義歯を安定させるものです。
これらの方法なら総入れ歯を超えた、爽快でしっかりとした噛み心地を味わうことが出来ます。
禁煙の方のインプラント手術の成功率は99%以上ですが、喫煙者は成功率は低くなります。
その理由は、ニコチンにより血管が収縮して、血流が悪くなるからです。アゴの血管や歯肉の血管は非常に細く、それが収縮すると白血球が血管の末端や、細部の毛細血管には届きにくくなるのです。
これまでに数多くのインプラントオペの症例から分かっていることは、悪くなったケースは喫煙者の割合が圧倒的に多いのが事実です。
そういったことから、当院では禁煙者の方にはインプラント本体の保証期間は5年無料で保証をお付けしていますが、一方、喫煙者の方へのインプラント保証は3年間とさせていただいております。
喫煙はインプラント歯科治療だけではなく、お口の症状を悪化させるリスクを持っていますので、禁煙をする良い機会としてみてはいかがでしょうか。
骨粗鬆症の方がすべてインプラントが不可能というわけではありません。大切なのは、あごの骨の量と全身の健康状態そして、服用されているお薬の種類です。
もちろん、インプラント治療の前には必ず、骨の状態をレントゲン検査します。
また、何らかの原因で骨が全くない方もいらっしゃいます。しかし、骨がなくともインプラントをあきらめる理由にはなりません。骨を移植すればよいのです。ただしこのような骨移植は大学院プラントセンターに依頼します。
また、骨粗鬆症の方でビスホスホネート製剤という種類のお薬を飲まれている方は、お薬の作用で手術に悪影響が出ることがありますので、必ず担当医にご相談ください。
不安な方は、是非当院にお気軽にご相談下さい。
ブリッジや入れ歯は、周囲の歯が悪くなったときに作り直す必要がありますが、インプラントは周囲の歯が虫歯になったり抜歯をしても作り直す必要はありません。
しかし、周囲が歯周病にかかっている場合は、インプラントの安定性に問題が生じます。ただし、定期検診(メンテナンス)を受診していれば、早期発見・早期治療が可能ですからインプラントの脱落を防ぐことができます。これは、天然歯でも全く同じ事が言えます。しっかりメンテナンスを受けて下さい。
インプラントをする前に「なぜご自分の歯を失うことになってしまったのか、の原因を明らかにして、二度と失うことの無いようにする」ことがインプラントの成功にもつながります。
このように診断を受けた方が非常に多いのですが、当院で実際に検査しますと問題なくインプラントが出来る場合が数多くございます。他院で失敗した、もしくは断られた患者様でも、問題なく再治療できたケースが多数ございます。ご心配されているようであれば、まずはご相談下さい。
もちろん可能です。骨がたくさん残っている可能性が高いため手術も行いやすく、インプラントが最良の治療法と思われます。
ご自身の健康や、人生の豊かさに関心が高い方に最適です。その他、局所的な要因としては、次のような方です。
● 歯を削りたくない方
● 入れ歯が合わない方
● ブリッジや、入れ歯の欠点をご存知の方
● 硬いものを食べたい方
● 自分の歯を取り戻したいと思っている方
● 胃腸の弱い方
などの方が、より適していると言えるでしょう。
心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症、顎の骨が極めて少ない方は治療を受けることができない場合があります。
ただし、他院にてそのような診断を受けた場合においても、条件次第では可能なことも多いので、当院にお気軽にご相談いただければと思います。
また、歯ブラシがきらいな方、ヘビースモーカー、定期検診にお越し頂けない方などは治療は行わない方が良いかもしれません。
インプラントの10年後の生存率は、全国平均で約95%です。基本的には永久歯と変わらないと考えていただいて結構です。
インプラントがだめになってしまう最大の理由は歯周病です。しっかりと予防するために、歯磨きと定期検診は非常に重要です。
当院では予防に力を入れております為、インプラントの患者様はもちろん、通常の患者様にも定期検診をお勧めしています。
プロの衛生士が行うお口のクリーニングは歯周病予防にかなりの効果があります。インプラント以外のご自身の天然の歯を長持ちさせる為にも、ぜひ定期検診は受けられて下さい。
定期検診を受けられている方のインプラントの保証期間は5年ですが、受けられない方の保証期間は半分になります。
人生を豊かにするという点では、数限りなくあると思いますが、主に下記のようなメリットが考えられます。
● 自分の歯のように良く噛めるので、食べることができるものが多くなる。
● 入れ歯のような「痛い!」「ずれる!」という不快感がない。
● インプラントの噛む力が強いので、他の天然歯を守る。
● 噛むことで脳を活性化し、老化を防ぐ効果が期待できる。
● 食事が楽しくなる。ご家族、友人との食事中に笑顔があふれる。
● 旅行などで、美味しいものを食べる楽しみが増える。
● 人生が前向きになり、何事にも積極的になり、人生が豊かになる。
他にも、あなたなりの人生の豊かさを想像してみて下さい。きっと多くのメリットを手にするでしょう。
インプラントによって天然の歯と同じような「噛み心地」がよみがえります。
やはり、美味しいものを自分の歯で食べる喜びは何にも代え難いものがありますよね。それが、インプラントによって蘇るのです。
見た目も自然ですので、人前で話したり、笑ったりと、自分の笑顔に自信が持てます。
欠点を挙げるとすれば、下記の3つではないでしょうか。
手術が必要
外科的な手術をしなければならない事は、患者様の恐怖心という点でも、最も大きな欠点と言えるでしょう。
ただし、大げさな手術ではなく、麻酔によって痛みもありませんので、大きな欠点ではないでしょう。当院では、特に外科的負担の少ない方法を極力選択しておりますのでご安心下さい。
費用がかかる
見た目も使い心地も全く気にされないということであれば、入れ歯など保険治療を行う方法もあります。その場合には非常に安くできます。
しかし、インプラントは高度医療のため、他の歯科治療よりどうしても費用がかかります。ただ、インプラントの有用性、健康への寄与度、人生を豊かにするという多大なメリットをを考えると決して高い費用とは言えないのではないでしょうか。
期間がかかる
他の治療方法に比べて、期間が多くかかります。インプラントが骨にくっつくまで、6週間程度かかります。
また、あごの骨の状態が悪かったり、歯の抜けた状態が悪いときには、始めるまでに何ヶ月も待ったりすることもあります。あごの骨を強化する治療をすませてなくてはいけないこともあります。他の治療法と比べて、期間がかかることは、欠点と言えるでしょう。
以上のような欠点がありますが、メリットとのバランスを考えると、やはり有効な治療手段であると判断できるのではないでしょうか。不安が残る方は、お気軽にご相談下さい。
当院では過去に抜けてしまったことは1度もございません。
しかし、インプラントを埋入したものの時間が経ってもなかなか馴染まない事は数本ございます。顎の状態など原因はいろいろありますが、この様な事が治療後1年以内に起こった場合は、無料再治療、または治療費の全額返金を行っています。
歯周病の方は、先に治されてからインプラントをするのがいいでしょう。当院では、歯周病や歯内治療も行っておりますのでご安心下さい。また、日頃からしっかりブラッシングを行うことが大切ですね。
ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)の値が7以下なら大丈夫です。
7以上の方は、歯周病に罹患しやすくなります。ただし、お口全体の様子を慎重に診ながら、定期検診にもお越し頂けたら、可能な場合も多いのです。歯周病の方は、先に歯周病を治されてからインプラントをする方がいいでしょう。
糖尿病の場合、主治医の意見をお聞きすることと、血糖値のコントロールを行い、そして口の中をいつも清潔に保つ必要があります。
糖尿病の方でも骨と結合しやすいインプラントが開発されました。万が一、結合しなかった場合は、費用はいただきません。詳しくはご相談ください。
インプラント本体はチタンでできております。チタンによるアレルギーは極めて少ない金属なのです。当院では1例も経験しておりません。チタンアレルギーが疑われる場合は、パッチテストやリンパ球幼弱化試験等で調べるのがよいでしょう。 専門医をご紹介します。
治療中の食事には、手術当日から栄養のあるものをバランスよく摂取してください。これは免疫力を高め、痛みや腫れをできるだけ少なくするためです。
ご自分の歯がある場合には、すぐ隣のご自分の歯を使って食事を摂っても大丈夫です。しかし、お口の中を清潔にする必要がありますので、丁寧な歯磨きを心がけて下さい。
歯が全く無い状態の場合には、1週間後に糸抜きをする際に歯肉の形が以前とは変わっていますので、総入れ歯を使うことは出来ないことが多く、インプラント後のこの1週間は流動食になることがあります。もちろん流動食でも栄養をしっかり取る必要があります。
糸抜き後には総入れ歯の内面を調整して何とか使えるようにします。
別途費用はかかりますが、仮のブリッジを入れ、手術当日からでも柔らかいものであれば噛めるようにすることは可能です。
お口の中の金属同士が触れ合った時に流れる電流のことを、ガルバニック電流といいます。インプラントの上にかぶせる上部構造を、非金属でかぶせれば心配ありませんので、ご安心下さい。
基本的には可能ですが、15歳未満の方や、全身の健康状態の著しく悪い方は適していません。具体的には、心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗鬆症、顎の骨が極めて少ない方などですが、条件次第では、可能なことも多くあります。
ただし、歯ブラシがきらいな方、ヘビースモーカー、検診にお越し頂けない方は行わない方が良いかもしれません。
ご心配なことがあるようであれば、まずはご相談頂くことをお勧めいたします。
法的にはできますが、経験、実績、知識があり、常に新しい知識を吸収しているドクターであることが望ましいのではないでしょうか。実際に外科手術が全くできない歯科医師も多くいらっしゃいますので、じっくり検討されてください。
外科的手術ですので、当然医師によって技術の差はございます。
例えば、過去に数百本埋め込みしているインプラント外科医と、1~2本の歯科医では、技術の差が出るのは当然のことです。
当医院では経験豊かな歯科医師がインプラントを担当させていただきます。術後の噛み合わせ、歯冠の仕上がり、見た目、そしてインプラントの手術に要する時間、全体的な安全性の確保、正確に出来たかどうかの最終判断までの全てが異なります。
しっかりと歯科医師を選ぶことも非常に大切なことですね。
どんな物事にも100%ということはありえないように、インプラント治療に関しても、残念ながら「必ず成功する」と言うことは、世界中のどの歯科医師でも断言できないません。
ただ、インプラントが、骨と結合する率は、上顎のインプラントは98%、下顎のインプラントは99%以上となっております。骨と結合しない原因は、骨密度や、糖尿病、歯周病菌による感染、喫煙などが考えられます。
もし、結合しなかった場合は、再手術を行います。再手術を行って結合しなかったことはほとんどありません。万が一、結合しなかった場合は、費用は頂きません。
もし仮に成功しなかった場合、インプラントの種類を変えるか、大きさや長さを変えて再び手術をします。もちろん再手術の費用はかかりません。また、当院では再手術をして成功しなかったことはありません。万が一、成功しなかった場合は費用は頂きません。
当院では、骨の少ない方には、骨を増やす方法や、上顎洞を持ち上げたり(サイナスリフト、ソケットリフト)、骨の幅が少ない方には、スプリットクレスト法など、様々な方法を使っております。手術ができない可能性は非常に低いです。
さらに、なるべく患者様の外科的負担が少なくなるような方法を選択しておりますので、骨を増やすための手術もあまり苦もなくできます。骨移植もしなくていいような方法も行っております。
インプラントと同様の結果をもたらす治療法は現在の医療では実現できておりません。入れ歯などの処置になってしまうのが現状です。
反対されている理由はなんでしょうか?過去のインプラントが長持ちしなかったり、やや成功率が低い時期があったのは事実です。そのような安全面をご心配されての反対ではないでしょうか。身近な方がご心配されるお気持ちは分かりますが、現在ではインプラントは世界的にも認められている素晴らしい治療法です。 もし、ご説明が難しい場合にはご家族と一緒に当院へお越しいただき、説明をお聞きいただくことも可能です。一度、お気軽にご相談下さい。
インプラント手術では総入れ歯でも全身麻酔の必要性はありません。治療本数が多くても普通の歯科治療に使用するものと同じ局部麻酔です。
インプラント治療では表面麻酔をおこない、局部麻酔を行いますので患者さんは楽に手術を受けられます。麻酔はしっかり効きますのでほとんど痛みを感じません。また、術後も痛みや腫れはほとんどありませんのでご安心下さい。
1~2本のインプラントの手術では大きく腫れることはありません。ただ、3本以上の場合や、大きく骨を触った場合は腫れることもございます。ただ、これは外科的な刺激を加えたことに対する腫れですのでご心配はいりません。長くても1週間程度で腫れは引きますのでご安心下さい。
症例によって差はありますが、インプラント1~2本であれば、30分~50分くらいです。術前投薬とか、血圧を測ったりとかの時間を入れても長くて1時間半くらいです。本数が多い場合は、プラス30分くらいかかる場合もあります。 当院では手術時間は比較的短くなっております。
手術中は、こまめにお口を閉じて頂いております。このため、口を開けているのが大変だったというような声はほとんどありません。
手術当日は、なるべくハードなお仕事や遊びなどは避けていただくようお願いいたします。ただ、軽い作業であれば問題ありません。
手術当日の運動は避けて下さい。痛みがでたり、出血の原因になります。お食事は、インプラント手術をした部位の反対側でして下さい。しっかりとした食事で栄養を摂られた方が治りも早くなります。
避けて頂いたほうが無難でしょう。お口の中が感染してはいけないことと、長時間のお風呂や熱い風呂は血流を活発にしてしまうので、痛みが出たり、出血しやすくなったりします。どうしても入りたい場合にはシャワー程度にされて下さい。
インプラント部位の周辺は、1週間から10日くらいは歯ブラシは避けて下さい。歯ブラシの代わりに、うがい薬をお渡ししますので、食後と寝る前にうがいして下さい。歯ブラシの代わりになります。
手術の方法の違いです。
1回法は、インプラント本体の頭の部分を、歯ぐきの上に出した状態で手術を終えます。
2回法は、インプラント本体を、完全に歯ぐきの中に埋め込んでしまいます。骨を増やす処置(GBR法)や、骨が柔らかい方などに適用します。また、2回法の場合はインプラント本体の頭の部分を歯ぐきの上に露出させるために、2次手術が必要になります。
2回法の場合は、インプラント本体が完全に歯ぐきの中に埋まっている為に、頭出しが必要になります。ただ、2次手術は、非常に簡単でほとんど負担にはなりませんのでご安心下さい。
1回法の場合は、計8回です。ただし、消毒、抜糸、歯ブラシチェックなどは時間がかかりません。2回法の場合は、2次手術があるため、プラス2回になります。ただし、どちらの場合も必要に応じて来院いただくこともありますので、この限りではありません。状態を見た上でしっかりご説明をさせていただきます。
インプラントは10年後の生存率が約95%です。
インプラントがだめになってしまう原因は、ほとんどが歯周病です。歯周病にならないために、手術後あるいは治療後のケアが重要となります。
手術直後のケアにつきましては、ドクターが実際に患者さんに詳しくご説明します。インプラントが骨とくっつくまでの期間(3~4ヶ月)に、歯周病菌に感染しないよう、歯ブラシの仕方を丁寧に説明します。
すべての治療終了後のケアは、定期検診にお越し頂いて、歯周病の検査、お口の中全体のクリーニングなどを行います。定期検診にしっかりと起こし頂ければ、インプラントは飛躍的に長持ちします。
インプラントは歯周病にならなければ、かなり長期間持ちます。全国平均では、インプラントの10年後の生存率は約95%です。インプラントがだめになる原因はほとんど歯周病です。歯周病にならないためには、3~4ヶ月に1回のメンテナンスが重要になります。
当院では、歯科衛生士によるメンテナンスに力を入れております。インプラントに限らずお口の健康を守るためにはとても大切です。
インプラントの手術の後で大きく腫れることはあまりありません。ただし、骨に多く触れた場合にはその部位が腫れてしまうことがあります。腫れは1週間程度で治まります。また、手術で出血を伴う場合には若干の腫れと痛みが伴うことがあります。
患者からも痛みも腫れも無かったという声をいただきます。何か困ったことがあれば、いつでもご連絡下さいと申し上げていますが、お尋ねになることは実際殆ど有りません。
基本的にはなんでも噛めます。咬合力としても天然の歯とほとんど変わりありません。ですから、ご自身の天然の歯と同じような感じであると思って頂ければ結構だと思います。
食べてはいけないものは特にありません。ただ、上部構造(かぶせ物)の種類によっては、硬いものを噛んだ時に、上部構造(かぶせ物)が破損することもあります。ですので、万が一のことを考えて、当院ではかぶせ物に関して5年間の保証期間を設けておりますので、ご安心下さい。
咬合力は天然歯とほとんど変わりありません。取り外しの入れ歯と違い、違和感もなく、ご自分の歯と同じように噛めます。ですから、失った自分の歯が取り戻せたという感覚を得られます。
インプラント治療は、失われたご自身の歯を取り戻すのと同じ感覚であり、以前のようにしっかりと何でも噛むことができるようになります。
しっかり自分の歯で食事を食べることができると、とても美味しく感じますよね。また、美味しく食べることができると、食事の時間が楽しくなるはずです。食事中のご家族や友人との会話も弾み、とても楽しい時間が過ごせるようになります。旅行先での美味しい食事も楽しみですよね。また、笑顔に自信が出ると思います。自信がでると笑顔が多くなりますよね。
また、インプラントの金属であるチタンは、活性水素を発生するため、老化防止にも、大きく貢献します。それに、しっかり噛むことによって脳が活性化するというメリットもあります。
その他にも挙げることができないくらいの人生の豊かさが実現できるはずです。
インプラント治療後は、歯ぐきを清潔に保つことが大切です。インプラントをより長持ちさせるという意味でも、3~4ヶ月に1度のメンテナンスをしっかり受けるとこをお勧めいたします。定期検診では、歯科衛生士が歯のクリーニングや歯周病の改善などを行います。
また、定期検診以外にも日々のブラッシングは丁寧に行って下さい。インプラント治療をしていなくても、定期検診やブラッシングはとても大切なことですので、しっかりとお口をきれいに保ちましょう。
定期検診を条件に、5年間の保証期間を設けております。当院では、インプラントの10年後の生存率は98%ですが、だめになってします理由のほとんどが歯周病です。
歯周病になってしまっては、インプラントでなく天然の歯でもだめになってしまうことがあります。歯周病にならないためにも、定期検診にはお越し頂けるようお願いしております。
上部構造の種類はたくさんあります。かなり稀ですが、金属以外の上部構造は壊れることがあります。当院では、破損に関しては5年間の保証期間を設けております。5年以内に上部構造が破損した場合は、無償で再治療しておりますのでご安心下さい。
インプラントの材質であるチタンは体に悪影響を及ぼすことはありません。アレルギーに関してもほとんど無いと言って良いでしょう。当院では1例も経験しておりません。 皮膚科等でアレルギーが疑われる方は、パッチテストやリンパ球幼弱化試験等を受けられると良いでしょう。
また、チタンが作る酸化膜という膜は、チタンの化学反応性を失わせる役目があります。体内で安定化するため、身体にとって悪いことはありません。
定期検診の費用は、通常3,000円くらいです。状態によってはレントゲン撮影を行いますがその際はプラス1,000円程度です。
インプラントに限らず現存するの天然歯を守るために、定期検診は非常に重要です。3~4ヶ月に1回は通われることをお勧めいたします。
インプラント治療後に引っ越しをされた場合でも、1年1回程度は検診のために当院までご来院されることが望ましいでしょうが、難しい場合にはお近くのインプラントを行っている医院にご相談いただくのが良いでしょう。地域によってはご紹介も可能ですので、お気軽にご相談下さい。
程度は異なりますが、30~50%の確率で腫れる場合があります。ただし、数日から1週間程度で元に戻りますのでご安心下さい。ちなみに、この腫れは外科的な刺激に対する、身体の正常な反応です。
その他、ごく稀に皮膚が紫色になることもありますが、これは内出血によるものですから、数日で治ります。健康面のご心配は全くございません。
天然歯を磨くときと同じ磨き方で結構です。ただ、歯間ブラシを使って頂くことをお勧めいたします。
上部構造(かぶせ物)と上部構造の間、および天然歯との間は歯垢が取れにくいためです。具体的な使い方や磨き方に関しては、当院の歯科衛生士が丁寧にご説明しますのでご安心下さい。
通常の天然の歯と同じように、歯周病の治療をします。軽度であれば、しっかりと治療すれば治りますので問題はないのですが、重度の歯周病になってしまった場合は、治らない場合もあります。歯周病の手術をしても治らない場合には、残念ながらインプラントは撤去します。
インプラント以外の歯を守るためにも、定期検診に是非お越し頂くようお願いしております。また、日々のブラッシングもしっかり行って下さい。
基本的な注意事項は下記に挙げる程度です。
歯ブラシにについて
7~10日程度は手術部位の歯ブラシは行わないようにして下さい。専用のうがい薬をお渡ししています。手術部位以外はもちろん歯ブラシをしても大丈夫です。
お薬について
抗生物質を3~5日位飲んで頂く必要があります。また、もし痛みが出た時には、痛み止めを飲んで頂きます。
食事に関して
手術をしてない方の側でして頂きます。食事はたくさん食べて栄養をつけられた方が傷口も早く治ります。
喫煙
喫煙は手術の当日から3日間程度は控えめにされることをおすすめします。煙草は傷口の治りを遅らせる原因となります。
運動、風呂、お酒など
手術当日は、激しい運動やお仕事、お風呂、お酒は控えて下さい。血流が良くなり、出血の原因となってしまいます。