Buteyko呼吸プログラムセミナー5日目に参加しました。
こんにちは。いいじま歯科クリニック勤務医の腰越です。
2月19日にButeyko呼吸プログラムセミナーの第5セッションの参加のため、ふたたび静岡に行きました。
第5セッションでは、先日受講させていただいたGlenn先生によるButeyko呼吸セミナーの後、呼吸エクササイズを毎日行う宿題が出ていました。1~2週間経過して自分の身体にどんな変化が起こったか、間違ったエクササイズを行っていないかの確認と、会話と呼吸の関係についてお話していただきました。
まず、口を開けて話をするときに大半の人は過呼吸をしているそうです。話している間は基本的に息を吸うという行為はできないので、話す前や話し終わったときに大きく口から息を吸ってしまいます。口呼吸で上胸部の筋肉を酷使し、結果たくさんの二酸化炭素(CO2)が失われます。この過呼吸状態になることで口腔内だけでなく気道内も乾燥、過剰な粘液が産生され、気道の炎症(咳など)と気道狭窄の誘因となります。
話しているときや話し終わったあとに息切れをしている、話しているとだんだん息苦しくなってくる、話す前に息を思いきり吸うといった行為をしている人は、会話時に過呼吸状態になっている可能性が高いです。
会話時により過呼吸になってしまう話し方には、早口で話す、一息で長くずっと話すといった行為があげられるので、あてはまる人は注意が必要です。
過呼吸状態にならない会話の方法としては、ゆっくりと話す、短い文章で話す(一息で長く話さないようにする)、短い文章のはじめに鼻から息を吸う(必ず鼻から。吸いすぎないこと)、文章の句読点のように話をするときも区切る、があります。
私自身、話し終わったあとに息切れをしていることがあるので上記の方法を試してみようと思います。
最後に、呼吸エクササイズはまず6週間行うことが基本とのことです。その6週間は自分の持つ症状、身体にどのような変化が起こったかを確認し、自分に合った呼吸法を見つける期間となります。始めて2週間がたちますが、私自身起こった変化といえば、頭痛がほとんどなくなったことと、朝起きた時の疲労感が少し減ったかな?くらいです。でも、その変化を感じることがとても重要で、良い傾向だと今日のセミナーで教えていただきました。引き続き6週間まで毎日続けていきたいと思います。
長期間のセミナーに参加させていただきありがとうございました。