Buteyko呼吸プログラムの懇親会に参加しました!
こんにちは いいじま歯科クリニック 歯科医師の岩間です。
先日2月5日から4日間にわたり開催されている、Dr. Glenn先生による「Buteyko呼吸プログラム 講義と呼吸のトレーニング」を受講させていただいていますが、今回3日目のセッションを行いました。
このプログラムを始めた早期の段階で呼吸が改善し始め、息止め時間が長くなってくると、好転反応として、鼻づまりや咳、頭痛、疲れ、脈が不規則になる等いくつか症状が出ることがあります。しかしこれは治癒の過程の一部で、呼吸の改善によりからだの隅々への酸素供給が改善したことによる変化に対して、体が調整した結果と言えます。必要ならエクササイズのペースを落とす等の対応をしますが、基本的にはそのままプログラムを続けます。
また睡眠と呼吸について、睡眠障害があったときに、医師はCPAPやスプリント、外科処置を検討することはしますが、一番の原因である呼吸について、問題視していないことが問題であり、それは日中の機能障害の呼吸に起因しています。
例えば、過換気の人は夜も昼と同じ量の空気が必要です。そんな人は夜寝るとき鼻だけでは空気量が足りません。そのため口でも空気を取り込み、多い空気量は上気道への吸引効果を大きくし閉塞性の無呼吸症候群を起こします。同時に過換気により血中のCO2濃度も下がり、CO2濃度が無呼吸を起こす閾値に達してしまうと(細胞性低酸素症)中枢性の無呼吸症候群がおこります。それにより徐々にCO2濃度が増加し、血中Phは正常化し細胞へO2が供給されるようになりますが、また過換気の呼吸が行われるため、この悪循環のサイクルは起こり続けるのです。
いびきや睡眠時無呼吸の人は、これを一晩に40回以上繰り返すと言われており、アルツハイマー病と関係していることが研究されています。他にも心疾患や脳卒中や疲れにも影響を与えることが報告されています。
そしてその日の夜には懇親会に参加させていただきました!
Dr. Glennをはじめ、塩田先生やセミナーに参加している他の医院のドクターやスタッフさんたちと交流をすることができ、とても楽しく刺激的な時間でした。(Dr. Glennと塩田先生は今度一緒にスキーに行くそうです!)私も皆さんと同じように様々な分野で活躍できるドクターになりたいと気持ちが入りました。またたくさん写真を撮っていただきありがとうございました!
またお会いできるのを楽しみに、日々鍛錬を続けていきたいと思います!
ありがとうございました!