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Buteyko呼吸プログラムに参加しました。

こんにちは。いいじま歯科クリニック勤務医の腰越です。

2月6日に、Buteyko呼吸プログラムセミナーの二日目に参加しました。

二日目は良い姿勢と呼吸に関することと、呼吸に影響する食品と睡眠についてGlenn先生にお話していただきました。

呼吸と姿勢の関係で重要視されているのが、横隔膜という呼吸筋になります。横隔膜が収縮することで空気が肺に入り、逆に横隔膜をリラックスさせると空気が出る仕組みでこの一連の動作が無理のない正しい腹式呼吸の仕組みです。

ですが猫背や前かがみなどの悪い姿勢だと、横隔膜がロックされ腹式呼吸もうまくできなくなります。そうなると身体は首や肩や上胸部の筋肉を使って呼吸を行うようになり、この呼吸は労力を必要とするため筋肉の疲労→全身の疲労を引き起こすことから、身体に良い影響は与えません。

横隔膜の収縮(腹式呼吸)を起こすには良い姿勢を保ちながら鼻呼吸をすることを習慣づけていくことです。習慣づけるためのトレーニングは、呼吸エクササイズのRB(リデュースブリージング)が該当します。

食べ物の話も興味深い内容でした。過呼吸や喘息を引き起こしやすい食品は数多く存在し、呼吸プログラムでは患者さんに早期からそれらの食品の摂取を避けるか減らしてもらうよう指導するそうです。

該当食品の一例として、ミルク、豆乳、ソフトチーズ、アイス、ヨーグルト、シーフード、ピーナッツ、チョコレート、カフェインを含む飲料、アルコール、食品添加物があります。どれも日常的に摂取しているものばかりで驚きですが、呼吸を刺激し、呼吸関連の症状を引き起こすきっかけとなることがあるそうです。

睡眠はやはり呼吸に関しても重要で、翌日のエネルギーの90%が前日の睡眠から得られる、バッテリーの充電のようなものと言われていました。ただし睡眠でも、質をあげて熟睡できないとその役割は果たせません。熟睡を得るための条件の一部をあげますと、

寝る前に呼吸エクササイズを行う、寝る前にマグネシウムを多量に含んだ塩を白湯に溶かして飲む、頭を高くして寝る、部屋を暑くしすぎない、スマホやPCは寝室に持ち込まない、寝る前の活動的な運動は避ける。眠る1時間半~2時間前に夕食を食べ終える等があります。詳細はここでは省略させていただきますが、どの条件の理由も呼吸が関与していました。

呼吸は姿勢、食事、睡眠と自分たちの生活や健康に密接に関与している重要なものであると改めて学ぶことができました。

ありがとうございました。

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