ヤマダエンドセミナーin 京都 第6回に参加しました!
皆さんこんにちは
いいじま歯科クリニック勤務Drの渡部です。
先日、ヤマダエンドセミナーアドバンスコース第6回に参加してまいりました。本セミナ―も残すところ、あと4回となりました。今回は下顎大臼歯の根管治療について学んできました。
通常、下顎の大臼歯は歯根が二股に分かれています。しかしながら、下顎の第二大臼歯は2つの根っこがくっついている場合があります。それは樋状根と呼ばれています。根っこの断面が雨樋みたいな形をしているのでそう呼ばれています。
削って中を見てみるとこんな感じです。普通の大臼歯と比較するとすごく変な形をしています。この樋状根の中にもさらに分類があって、C字、U字、3根管性などバリエーションがあります。今回はC字の根管模型を用いて実習をしました。非常に難しかったです。
根管拡大もさることながら、樋状根では根管充填も非常に難しいです。今回は樋状根の拡大形成の仕方、MTAによる根管充填のやり方について学びました。アジア人の下顎第二大臼歯は約50%が樋状根というくらい、高頻度で遭遇する根管です。しっかり勉強しておけば、患者さんの歯をより長持ちさせることができます。。患者さんにより良い治療を提供できるように研鑽を続けたいです。
ヤマダエンドセミナーも残すところあと少しです。最後まで吸収できるところはとことん吸収していきたいです。より精度の高い根管治療を患者さんに提供できるように日々研鑽したいと思います。
今回も、最後までお付き合いいただきありがとうございます。