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船井総合研究所主催 『患者様ファースト経営を実現する自費エンド導入セミナー』に参加してまいりました!

皆さんこんにちは。

いいじま歯科クリニック勤務Drの渡部です。

 

本日は、9月29日に参加させていただいた船井総合研究所主催『患者様ファースト経営を実現する自費エンド導入セミナー』のお話をさせていただこうと思います。

今回は、船井総合研究所の本社にお邪魔してまいりました。オフィスが立派すぎてびっくりしました。

 

当院では現在、自費の根管治療を導入するために、いろいろなものを整えている最中です。

そもそも根管治療とは?というところからお話しておきます。根管治療(エンドとも言います)は歯の根っこ(歯根)の中を消毒して長持ちさせる治療です。

歯にはお口の中に見えている『歯冠』と呼ばれる部分と、歯茎の中に埋まっていいる『歯根』と言われる部分があります。虫歯治療と言われると、お口の中に見えている歯冠の部分が黒くなったり、穴が開いたりしてそれを直す治療という風に想像される方がほとんどだと思います。

しかし、虫歯が進行してしまうと、細菌は歯の中に内蔵されている歯髄と呼ばれる組織まで冒してしまいます。歯髄の大部分は、歯根の部分に含まれており、そのような進行したむし歯は歯根の中を消毒し、感染源である細菌を徹底的に除去することが必要なのです。もし、これを放置しておくと、歯が痛くなったり、歯茎が腫れたりするだけでなく、最悪の場合、抜歯する羽目になります。

根管治療というのは、歯を残すためになくてはならない超重要な治療と言えます。

日本では、保険制度が充実しており、困ったときに誰でも最低限の医療を受けることができます。これは素晴らしいことです。

一方で、この最低限の治療というというのは、国が定めた範囲内で行う治療ですので、術者側にもかなりの制限があります。その中で最も大きいのが、使用できる材料の種類です。

近年は医療技術が進歩し、根管治療に最適の材料というものが見つかっています。それはMTAという材料です。この材料の登場で、これまで治せないと言われていた歯でも、救える可能性が大いに見出せるようになったという魔法のような材料です。最高の医療を提供するのであれば、本当はすべての根管治療にこの材料を用いていくべきだと思います。

ただ、残念なことに、日本の保険制度の中では、根管治療において、この材料は使用が認められていません。ですので、もっといい治療法があると知りながらも、材料の制限があるために一昔前の治療を提供していると言わざるを得ません。これは、我々医療従事者にとっても、患者様にとっても嘆かわしい現状だと思います。

その解決方法として、自費の根管治療があります。自費の根管治療では、MTAセメントを自由に使うことができ、より長持ちする治療を実際に行うことができます。保険診療の範囲を超えてしまうため、治療費はかさむかもしれませんが、その治療費で、自分の歯が抜歯にならずに済むのであれば、十二分に価値のある治療だと思いませんか?

 

さて、前置きが長くなりましたが、現在当院では、根管治療というと保険のもののみとなっております。今後は患者様により質の高い医療を提供したいと考え、近いうちに自費の根管治療導入を検討しています。

まずは皆様に、より良い治療があることを知ってもらい、患者様一人一人が納得した治療を選べる状況を整えたいといった感じです。

 

今回は、自費根管治療実践のノウハウを得るべく、本セミナー参加を決意しました。

当院副院長の高瀬先生と私でセミナーに参加してきました。一人で参加して、それを医院に落とし込むのは、非常にパワーが必要で難しいことですが、内容をわかっていて、協力してくれる存在がいるのは、取り組みを進めていく上で非常に心強いです。

 

帰りは、新幹線で楽しく感想を話しながら帰ってきました。院内に早く導入していけるように頑張りたいです!

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。また近いうちにお会いしましょう。

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