1月のヤマダエンドアドバンスコース

こんにちは　いいじま歯科クリニック副院長の高瀬です。

今月も株式会社ヨシダの大阪支社でヤマダエンドセミナーを受講してきました。

上顎第1大臼歯にはMB2根管がかなりの割合で出現します。その根管はさまざまな形態となっており、根管が癒合するもの、根尖で分岐するもの、側枝があるものなど非常に複雑な形態をしています。このような細かい形態はCT画像で解析し、マイクロスコープを用いて治療することが必須となります。

ただし、練習をするのは非常に困難を極めます。そこでセミナーでは根管が見える透明模型を使用してどのようにアプローチすればよいのかを目で見てわかる形で実習を行いました。模型とはいえ、非常にリアルで精密な模型となっており、見えても難しい・・・そのような状況でした。

　

曲がっている根管にはベンディングをしてファイルを到達させたり、根管の形態を単純化するためにエンドバー（専用タービン）を用いて削合するなど様々なテクニックを学ぶことができました。

院内でも様々な技術を駆使して治療にあたっています。より精度の高い治療を目指して取り組んでいきたいと思います。