スーパーDr.育成塾に参加してまいりました
皆さん、こんにちは。
いいじま歯科クリニック勤務Dr.の渡部です。
先日の7月17日に、当院の先輩Dr の大藤先生、岩間先生と一緒に東京で開催されたスーパーDr育成塾に参加してきました。
主催する歯科医院地域一番実践会は、以前から歯科医院経営に関する様々なセミナーを開催していますが、この度参加したスーパーDr育成塾は若手歯科医師向けに、今年が初開催のセミナーです。
ですので、例年の前情報がなく、そんなセミナーかドキドキしながら会場に向かいました。
会場には、100名近い歯科医師が受講者として参加していました。勤務医として一般の歯科医院に就職するとなかなか年の近い歯科医師の先生方と知り合うことが少ないように感じます。そんな中で今回のセミナーはたくさんの若い先生方が参加してらっしゃいますので、全3回のセミナーを通して仲良くなれたらなと思っています。
さて、肝心なセミナーの内容ですが、今回最も自分の中で思うところがあったのは、自分の歯科医師としてのレベル(段階)についてです。
歯科医師として今自分がどの段階にいるかと考えるとき、どのくらいの難易度の治療ができるのかをベースに自分の歯科医師としてのレベルを考える人がほとんどだと思います。
ただ、歯科医院を運営するうえでは、院長先生を含め歯科医師の業務は歯科治療だけではありません。
一般的な歯科診療を一通りできる先生が一生懸命診療して、それなりに医院の収益に貢献いていたとしても、その先生が診療以外の医院の仕事を全くしないような人だったとしたら、きっと周りからの歯科医師としての評価は低いものになってしまします。
歯科医師は医院の中で、スタッフに最も頼られるべき人間でなければいけないという風に思いますので、何かトラブルが起きた時にすぐに来てくれる先生、スタッフと適切にかかわり後進育成をできる先生、医院運営に積極的にかかわり院長の右腕として活躍できる先生、そんな先生が医院にとって求められ、評価されるんだと思います。
中には若手のDrが今すぐ実践するには難しいようなこともありますが、診療後に勉強や練習に取り組んだり、患者さんやスタッフの方々に明るい挨拶をしたり、そんな些細なことでもいいので歯科医師として模範的な姿勢を周りに示していくことが大事です。スタッフは歯科医師の姿を常に見ていますので、もし歯科医師が適当に仕事をしていると医院全体の雰囲気が適当になってしまいます。そんな歯科医師は医院には必要とされません。
私は、歯科医師としての経験年数が医院の中で最も短く、できる診療範囲もそれほど広くはありません。そんな奴が人間として基本的なこともできてないとなると医院とって、お荷物以外の何ものでもなくなってしまいます。
歯科医師としてステップアップしていくために、練習や勉強を続けることは治療技術を上げるために非常に大切ですが、今後はそれ以外の業務や態度といったところにも目を向ける必要があると気づかされました。
模範的な行動をとり医院のスタッフを導くというのも立派な歯科医師としての務めだと思いますので、そんな簡単なところから頑張っていこうと思います。
残り2回のセミナーも非常に楽しみです。こんな機会を与えてくださった。院長先生、副院長先生、スタッフの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
1日でも早くスーパーDrになれるように日々邁進してまいります。
帰りは仲良く3人で楽しくご飯を食べながら帰ってきました。非常に充実した祝日となりました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。