スーパーDr育成塾（第３回）に参加してきました！

こんにちは。いいじま歯科クリニック勤務医の大藤です。

11月3日に「スーパーDr育成塾第3回」に参加してきました。

今回の講座のテーマは、「目標設定やキャリアマップの描き方」「月間500万円を達成するスーパーDrはどのような行動をしているのか」です。

 

第一講座の「キャリアを考える」では、「自分が登りたい山（目標）を決める」そして「決めた目標をいつまでに行うのかを決断する」ことの大切さ、経営者の視点とマンパワー、お金のマインドなどについて学びました。講師の山本先生は、経営に”程々”というものはなく、上がるか下がるかだと述べていました。開業して経営者となるとやらなければならないことが膨大にあり、開業したら必ずマネジメントで悩む、スタッフがいない状態でも最悪一人で診療が出来る力をつけること（マンパワーの強化）が大切であると述べていました。また、医院運営において診療だけではダメで、やはり院内における一つ一つのマーケティングやマネジメントがとても大事であると述べていました。その中でも最も大事だと山本先生が言っていたのが「周囲を巻き込む力」です。今回私はこの話を聞いて、ハッとしました。私自身が現在チームリーダーをやっている状況というのもあって、周囲を巻き込むことの難しさを痛感していたからです。講義内で「TED: ムーブメントの起こし方」の動画をみましたが、人を巻き込む時の重要なポイントは賛同者、協力者を作るということです。巻き込む時に順番を意識するということも学びました。医院運営は一人ではできませんし、スタッフと関わり合いながら向上させていくものだと思うので、その上で”周囲を巻き込む力”や”伝達力”というのはとても大事になってくることを学びました。勤務医であるこの時期だからこそ、医院でのマネジメント、マーケティングに積極的に取り組み、必要に応じて周りを巻き込む経験を積んでいく事がとても大切であることを認識しました。

 

第二講座の「成長するスーパーDrの取り組み」では、「15秒先の処置」を常に意識するという言葉がとても印象に残りました。今後の診療で意識的に行ってみようと思いました。また、これは難しい意識だとは思いますが、アシスタントにも必要な能力で、これが出来るアシスタントは飛躍的に伸びると思いました。もう一つは経営指標についてです。保険と自費を合わせた売上高から変動費や人件費、固定費を引くと利益は10％程度ですが、売上高が10％上がると利益は80％上がるというのを聞いて驚きでした。如何に売上高を伸ばすことが社員や医院にとってプラスになるかを理解出来ました。

 

全三回のスーパーDr育成塾のセミナーはこれで終了ということで、今回宿題などは出ませんでしたが、講義終了後にスーパーDr育成塾の全受講生の中のMVPの発表があったり、自身で今後頑張ることを決意表明シートに書くなど、最後の最後まで胸が熱くなるようなセミナーでした。

スーパーDr育成塾で出された宿題に取り組むことは本当に大変で、宿題をこなすことに精一杯になっていた自分がいますが、本当に大事なのは、”自身の立ち位置を知り、自分が出来る範囲で懸命に努力する”ということなんだと思います。

セミナーは終わりましたが、今後もこの熱量を失わず、自身が出来る範囲でやれることを懸命に努力していきたいと思います。

最後になりますが、このような素晴らしいセミナーに参加させて頂けたことに心から感謝して文末とさせて頂きます。ありがとうございました。

左から講師の山本先生、Tsデンタルオフィスの今野先生、私、岩間先生、渡部先生、講師の横山先生