歯科基礎知識のブログ

むし歯について

2016年11月29日

1.むし歯とは?

口の中の細菌が糖質から作った酸によって、歯の表面が溶か(脱灰=だっかい)されて起こる、歯の実質欠損のこと。

 

2.むし歯の原因

口の中には多くの細菌が存在し、これを常在菌という。この中には多くのむし歯の原因となる菌がある。むし歯を引き起こす主な菌はストレプトコッカス・ミュータンスという菌です。細菌の量や種類によりむし歯の進行速度が変わります。

 

3.むし歯のできやすい場所

①歯の溝(裂溝)

②歯と歯の間(隣接面)

③歯と歯茎の境目(歯肉縁)

 

4.むし歯の進行度

C0

歯質の不透明感や白斑、色素沈着が認められるがむし歯による穴は確認できない。

再石灰化により、正常に回復する可能性がある。

C1

エナメル質に進行したむし歯(エナメル質齲蝕)。対策次第でC0に戻る可能性もある。

エナメル質には神経がないので 自覚症状がない。

C2

象牙質に達したむし歯(象牙質齲蝕)

自覚症状が出てくる。冷水や甘いものがしみることがあり、強く噛むと痛むこともある。C3

歯の神経である歯髄に達したむし歯

熱いものがしみたり、睡眠中にひどく痛んだりする。

歯髄の先が膿んだ状態では根管治療が必要となる。

C4

歯冠部が崩壊し残根状態のむし歯

ここまでくると、抜歯になることが多い。

 

5.乳歯のむし歯

①進みが速い

乳歯の場合は、数ヶ月で神経まで進むことがある。

一晩で神経が死んでしまうこともある。

②自覚症状が不明確

子供は痛みを訴えることがとても少ない。

右の歯がしみたら左の歯で噛んでいれば痛くないから気にしない。

 

むし歯は放置しても治ることはありません!

気になる方は早めに歯科医院を受診しましょう。

そして定期健診によってむし歯にならないようにチェックしましょう。

口の中の環境を良く保つことでむし歯は予防できます。正しいお手入れは歯科衛生士という国家資格を持ったプロフェッショナルがお手伝いします。是非歯科医院で学んでみてください。

歯科恐怖症

2016年11月03日

過去の歯科治療で痛い思いをして、

それ以降、歯医者に行くことができなくなる方がいます。

それでも
歯は悪くなって、痛みで苦しんでいるという方も多いと思います。

いいじま歯科へのメール相談も
そのような方からのコメントが多いです。

うちでは、大学病院の歯科鎮静リラックス外来を紹介しています。

お困りの方は来院の上、ご相談ください。

患者さんからのメール相談です。
1年前に治療中の虫歯があります。
麻酔が効かないため、行く度に麻酔だけうって治療できず帰ってきてきていたので、次は親知らず用の麻酔しかないと言われ恐怖で治療をいくのをやめました。
1週間前に風邪をひいた際に歯痛がひどく物も噛めません…麻酔の効かない状態での治療が怖くていけません。もとから歯並びも悪く虫歯になりやすい歯です。
どうしたらよいでしょうか。

いいじま歯科クリニックの飯島です。

メールありがとうございました。

麻酔が効きにくいのですね。
そうなると歯科治療は苦痛ですね。

親知らず用の麻酔というのは、
おそらく、下顎孔伝達麻酔のことだと思います。

歯科医師にとっては、普通に使う麻酔方法ですので、
怖がる必要はないのですが、

治療で痛い思いをなされてきたのですから、
確かに、心情も理解できます。

一般の麻酔が効きにくいのであれば、

大学病院でできる麻酔法があります。

うちの患者さんでも、
怖がりの方はこちらを紹介しています。

一度相談なさったらいかがでしょうか。
日本歯科大学新潟病院です。

https://www.ngt.ndu.ac.jp/hospital/dental/service/special07/

また何かありましたら、
ご連絡ください。

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