歯科基礎知識のブログ

「かみ合わせ」気になっていませんか? 2.叢生(そうせい)

2014年12月30日

「歯並びが悪い」と大まかにいいますが、実は、色々なタイプがあります。今回は、その中で歯並びがでこぼこになっている状態について説明します。このような歯並びを「叢生(そうせい)」と言います。これは、歯の大きさと顎の骨の大きさのバランスが悪く、歯の生えるスペースが不足しているため、歯が前後左右不規則にズレて生えてしまった状態のことを言います。これは、八重歯に代表されるように、誰が見ても「歯並びが悪いなぁ」とわかる状態です。

平野 杏_2014.11.27_A005.jpg

平野 杏_2014.11.27_A002.jpg

原因としては、顎と歯の大きさのバランスが悪いことが挙げられます。とくに、近ごろの子供さんは固いものをあまり食べなくなってきているせいで、あごの発育がうながされず、叢生になる人が増えて来ているようです。その他にも歯の生え変わりがうまくいかなかったり、舌の筋力に問題があると叢生になりやすいといわれています。

叢生だと、本人にも歯並びが悪いことがよくわかりますので、心理的な問題やコンプレックスにつながることが多いようです。若い女性で笑う時に手で口を隠す人を時々見かけますが、そんな人には、叢生で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。

また、当然、歯ブラシが届きにくい場所ができますので、ムシ歯や歯周病になりやすくなってしまいます。これでは、将来、前歯を失いやすくなってしまいます。

 前歯のデコボコ(叢生)は矯正治療で本当にきれいに改善します。実際、歯並びを治して性格まで明るくなったり積極的になった人を何人も見てきました。

 ですので、今を我慢することなく、将来の歯の寿命を考えて、早めに矯正治療をすることをお勧めします。

 きれいな歯並びで、ご自分の美しさを取り戻し、コンプレックスを解消して楽しい生活を送られることをお勧めします。

PageTop