歯科基礎知識のブログ

子供の歯(乳歯)の生えてくる時期、抜ける時期

2014年04月11日

乳歯がすべて生えそろう時期は平均で2歳6カ月といわれています。ただし個人差が大きく、だいたい3歳半ごろまでに生えそろえば問題はありません。

乳歯は全部で上下左右計20本あり、それぞれの歯にA~Eの記号がついており、下図のように並んでいます。

 

キャプチャ.JPG 

 

乳歯が最初に生えてくる時期は、おおよそ生後6カ月前後と言われています。

下に平均的な時期、順序を紹介しますが多少前後しても異常ということではありません。

 

 

乳歯        生えてくる時期         抜ける時期      

A        6~7カ月           6~7年

   B        7~9カ月           7~8年

C        16~18カ月         9~12年

   D        12~14カ月         9~11年

   E        20~24カ月         10~12年

  

 

乳歯は通常、対応する大人の歯(永久歯)が生えてくることで抜けますので、上記の「抜ける時期」はそのまま永久歯の「生える時期」でもあるわけです。

 

 

まれに永久歯が生える時期になっても乳歯がぬけないことがあります

これにはいくつかのの原因が考えられます

 

 ・対応する永久歯が生まれつき欠損している

 ・生えかわりがうまくいかず乳歯が永久歯の生えてくるのを邪魔をしている

 ・永久歯が生える隙間がない

 

などです

このような場合には以下のことに注意が必要となります

 

・対応する永久歯が生まれつき欠損している

   →そのまま乳歯を使っていくことは可能ですが、残念ながら予後はよいとは言えず、将来的には歯を補う必要があります

 

 ・生えかわりがうまくいかず乳歯が永久歯の邪魔をしている

    →そのままにしておくと、永久歯が変な場所から生えてきてしまうことがあるため、歯科医院での抜歯が必要となります。多くの場合、乳歯を抜いてしまえば、唇や舌の力で永久歯は正常な位置へと誘導されます。

乳歯が生えかわりの邪魔をしているかの判断は、上記の表を参考にする他に、左右の歯を見比べることも有効です。(通常歯の生えかわりは左右ほぼ同時期に起こります)

 

 ・永久歯が生える隙間がない

    →永久歯のためのスペースを作ってあげる必要があります。場合によっては対応する乳歯以外を抜歯したり、矯正治療を行うことも考えられます。

 

 

いずれにせよ、子供さんの歯の生え変わりが心配であれば、まずは歯科医師に相談してみましょう。

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