歯科基礎知識のブログ

大人の歯への交換について

2013年01月16日

子供の歯の生え代わりについて。

今回は子供の歯の生え代わりについてご説明しましょう。

まずは、どこに大人の歯が生えてくるかご説明します。一番初めは子供の歯が並んでいる一番奥の歯ぐきの所から6歳臼歯と呼ばれる、第一大臼歯が生えてきます。呼ばれている名前の通り6歳前後で生えてきます。もしくは、下の前歯がぐらついてくるでしょう。生え代わりの順番は個人差によって多少ずれることがありますが、主にこの2つのどちらかから生えてきます。早い子供では4歳で下の前歯がぐらついて生え変わることもあります。あくまで目安ですので、時期は早くなったり遅くなったり前後します。

最近の子供たちは顎が小さいと言われていますし、大人の歯が生えてくるのが早く感じます。顎が成長する前に大人の歯が生えてくるため、色々な弊害が出てきているのも事実です。それらについてご説明していきます。

 

          1.大人の歯が別の所から生えてきた(異所萠出)

          2.子供の歯と歯がくっついている(癒着歯、癒合歯)

          3.大人の歯が生えてこない、生え変わらない(先天性欠如)

          4.生えてきたばかりの歯の色、形がおかしい(変色、変形)

 

それぞれ原因についてご説明します。

今後子供の歯を乳歯、大人の歯を永久歯と説明します。

 

          1.異所萠出について

 

異所萠出はいくつか原因があります。乳歯が裏から生えてくる理由に、1つは生えてくる永久歯の大きさ分の隙間がなく、生えてくることが出来ないことです。よって、歯が出やすい変なところから出てきます。もう1つは、生えてくる永久歯に生える力がなく乳歯の根を溶かせずに、別の所から生えてきます。

 
異所萠出.jpg

 

          2.癒着歯、癒合歯について

 

癒着歯などは先天的に起こります。普段は特別、何の問題もありませんが、生え変わる時期に問題があります。2つの歯が1つになっているので、下の永久歯が同時に生えてこないと乳歯が抜け変わりません。どちらか一方の永久歯が生えてきても、もう一方の乳歯の根はあるので永久歯は変なところから生えてきやすいです。


癒着歯.jpg

 

          3.先天性欠如について

 

先天性欠如は、原因不明ですが最近の子供に多い様に感じられます。なかなか生え変わらないので、レントゲンを撮ってみて発見することがほとんどです。永久歯がない場合は、今ある乳歯を大人まで大事にしていく必要があります。

 


先天性欠如.jpg 
  

  

          4.変色、変形について

 

正常に生え変わったのに、形がいびつだったり、色がついていたりすることがあります。これは先天性のものだったり、過去の乳歯の病気だったり、外傷が関係していることがあります。

 

 

ここまでいくつかまとめましたが治療法については、子供の年齢や、乳歯の状態、永久歯の状態によって治療法は異なるので、一度最寄りの歯医者さんに診てもらうことをお勧めします。

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